北三友会安全パトロ-ル 函館部会

日  時 平成23年9月21日
場  所 北檜山下水処理場新築工事     元請 岩田地崎建設
北三友会 千葉会長、佐藤副会長、北海道ニスコ
三晃金属 宮崎G長、寺林所長、
概  況 美段15㎜ 404㎡、RC下地に力骨取付 木毛板下地
     力骨取り付け中 佐藤板金工業所(今金町) 作業員2人
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災害の反省
 先の旭川現場の労働災害は、同僚が倒れている被災者を発見して尋ねたところ「腰が痛い」とのことから打撲程度と思い込み、救急車を手配して被災者のみを救急車に乗せたことから深刻な状況となる。救急車は、最寄の指定病院に搬送したが「頭蓋骨骨折で脳内出血をしている」ことから、脳外科病院に再搬送された。再搬送された脳外科病院は、緊急手術を行うことにしたが被災者の病状が悪化して意識がなくなり「手術の承諾を得る被災者家族と連絡がとれない」事態となる。脳内出血などは、一刻も早い治療がその後の回復に影響を与えることは周知の事実。被災者が発見された状態は、ヘルメットが外れコンクリ-ト上に仰向けになって倒れており、頭を強打したことは判断が出来たと思う。もしも、救急車の乗務員に「頭蓋骨を強打した旨」を話して脳外科病院に直行していたら、被災者の回復に違いが生じたかも知れない。手術後1ヶ月経過した被災者は、重度の後遺障害が残ると云われている。今回の安全パトロ-ルでも災害報告と併せて「同僚は、必ず救急車に同乗して正確な事故報告を乗務員に伝える」ことを話した。

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 北三友会合同安全パトロ-ルは、各営業所年1回の開催から作業員の安全啓発を重点に行うことにしており、多くの会員と青年部役員も参加することにしていたが、今回も含めて参加者が少ないことに疑問を感じる。特に函館営業所は10月下旬から函館新幹線工事の繁忙時期を控えており、過去の重大災害が繁忙期に集中していることを考えると日程変更を、今回の労働災害の再発防止が目的ならば多くの会員に参加を促すことが重要施策と考えたい。今回のパトロ-ル現場は、函館市から車で1時間半札幌市から3時間半を要する遠隔地で、私は朝6時に出発して現場まで4時間掛かりましたが地元会員の参加もなく作業員2人では、余りにも拍子抜けしたパトロ-ルでした。担当者に熟慮を求めます。

ご安全に!   佐藤

北三友会安全パトロ-ル 北見部会

日  時 平成23年9月13日
場  所 陸別中学校耐震補強・大規模改造工事  元請 萩原建設工業JV
北三友会 千葉会長、佐藤副会長、松浦板金、海田鋼材、北晃板金、北海道ニスコ
三晃金属 宮崎G長、佐藤所長、宗像、
概  況 外壁角スパン張り2,164㎡ 出来高20%で北晃板金4人で施工中
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img100913_5 左の写真は建物の角部分で足場3段目。屋根上足場と軒先足場が 交差する場所で足場がないことから作業員が屋根上断熱材に布鋼板を仮置きし、通路、作業床に使用していた。手摺もない簡易な作業床から改善するよう担当者に指示。原因は、別下請け屋根工事の遅れで屋根工事が未施工から足場組立が行われなかったと推測する。外壁材施工が先行しており、施工や品質に問題が発生しなければ良いが?

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img100913_6 左の写真は、無造作に置かれた足場板の横を通り下校する生徒です。生徒の安全対策から足場にネットを囲う設計通りの仮設設備が 行われていますが、現場関係者が何の疑問や対策が行われないのは 何故でしょうか?最近、思うことは、元請が仮設足場の確認を怠り業者任せであったり、下請のKY活動表が掲示板に掲げていますが元請のKY(危険予知)を含めた安全意識に疑問を感じます。原価や工程を重視して、安全管理が後回しになっているように感じます。

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 先の労働災害は、ちょっとした油断で安易な仮設足場1mから足を滑らし左側頭部に亀裂が生じて脳内出血を起こし、再起を危ぶむ大事故となりました。被災者の職場復帰や原状回復がムリとの予測から、馴れや油断が本人はもとより家族の一生を狂わすことになります。常に、墜落災害と隣り合わせの危険作業に従事して、酷暑や厳冬の中でもノルマを課して作業をしていることを確認するべきです。
作業員の安全確保は、元請や会社の安全対策が基本で次に作業員の安全意識の充実と考えます。労働災害が発生すると作業員に責任転嫁する風潮がありますが、残念でなりません。

佐藤