北三友会安全パトロ-ル 北見部会

日  時 平成23年9月13日
場  所 陸別中学校耐震補強・大規模改造工事  元請 萩原建設工業JV
北三友会 千葉会長、佐藤副会長、松浦板金、海田鋼材、北晃板金、北海道ニスコ
三晃金属 宮崎G長、佐藤所長、宗像、
概  況 外壁角スパン張り2,164㎡ 出来高20%で北晃板金4人で施工中
img100913_1
sp
img100913_2img100913_3img100913_4
sp
img100913_5 左の写真は建物の角部分で足場3段目。屋根上足場と軒先足場が 交差する場所で足場がないことから作業員が屋根上断熱材に布鋼板を仮置きし、通路、作業床に使用していた。手摺もない簡易な作業床から改善するよう担当者に指示。原因は、別下請け屋根工事の遅れで屋根工事が未施工から足場組立が行われなかったと推測する。外壁材施工が先行しており、施工や品質に問題が発生しなければ良いが?

sp

img100913_6 左の写真は、無造作に置かれた足場板の横を通り下校する生徒です。生徒の安全対策から足場にネットを囲う設計通りの仮設設備が 行われていますが、現場関係者が何の疑問や対策が行われないのは 何故でしょうか?最近、思うことは、元請が仮設足場の確認を怠り業者任せであったり、下請のKY活動表が掲示板に掲げていますが元請のKY(危険予知)を含めた安全意識に疑問を感じます。原価や工程を重視して、安全管理が後回しになっているように感じます。

sp

 先の労働災害は、ちょっとした油断で安易な仮設足場1mから足を滑らし左側頭部に亀裂が生じて脳内出血を起こし、再起を危ぶむ大事故となりました。被災者の職場復帰や原状回復がムリとの予測から、馴れや油断が本人はもとより家族の一生を狂わすことになります。常に、墜落災害と隣り合わせの危険作業に従事して、酷暑や厳冬の中でもノルマを課して作業をしていることを確認するべきです。
作業員の安全確保は、元請や会社の安全対策が基本で次に作業員の安全意識の充実と考えます。労働災害が発生すると作業員に責任転嫁する風潮がありますが、残念でなりません。

佐藤

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA