北三友会第55回定時総会
北三友会は第55回定時総会を3月11日(火)定山渓ビューホテル<新館グレイトビュー>に於いて、三晃金属工業㈱右田社長ら来賓者を含め110名を超える参加者にて盛大に執り行われた。
千葉会長は「本日3月11日は東日本大震災から丸3年を迎え、改めて哀悼の意を表すとともに、迅速な復興を願うところである。北三友会は昨年は三晃金属と共に、すばらしい実績をあげることができ、また安全対策を最重点目標として安全パトロールを全道15~16箇所で実施したこともあり、1年間無事故、無災害を達成することができた。今年も災害撲滅に会員皆様のさらなる御協力を賜りたい。
今年度は新入会員4社、青年部会に12名の仲間が増えることになりました、心より歓迎すると共に会の主旨でもある強い横のつながりを作っていただき更なる御活躍を期待いたします。
建設業界はいま人手不足が深刻となっており、また4月からの消費税UP、諸材料の値上げなど諸問題を抱えてはいますが、ここをチャンスと捕らえ、施工単価の向上、また増収増益へ向けて三晃金属と共に飛躍の年として行きましょう。」と述べた。
橋本支店長は「北三友会の皆様には、現在も80名を越える施工部隊を全国に派遣していただき、また、道内物件についても人手不足の中多大な協力を賜り大変感謝をしています。
平成25年度の業績予想は北海道新幹線関連工事や、北見管内の大型農業物件などのおかげで、契約、売上げ共に予算を達成する見込みであります。
安全衛生については、昨年から安全祈願の場所も一新し、また千葉会長、八木田副会長、各部会と共に労働災害、交通災害の撲滅に勤めてきた結果、無事故、無災害で来ている。これからも油断することなく「自分の身は自分で守る」を合言葉にゼロ災害を目指して取り組んでいく。
来期も新幹線関連物件や帯広での大型農業物件などが予想され、三晃金属と北三友会が一体となって大いに仕事をやりながら飛躍して行きたい。」と挨拶した。
議事の後、最後に三晃金属北沢常務、山口部長、出口三友会連合会会長より挨拶をいただいた。
総会後の式典には、三晃金属工業㈱から右田社長をはじめ、吉田最高顧問、北沢常務、橋本支店長、山口部長、新日鉄住金㈱の井沢北海道支店長、北海鋼機㈱の丹下常務、藤林参与営業部長、日新製鋼㈱の吉本北海道支店長、日本鉄板㈱の小黒北海道支店長、三友会全国連合会の出口会長らが来賓として出席された。
右田社長は「本年度も終りに近づいたが2月までの実績は23~24年ぶりの2ケタ益になりそうで、これもひとえに北三友会はじめ各地域三友会の協力の賜物と感謝しています。そうは言いながらもこの先まったく問題がない訳ではなく、大きく2つの課題がある、1つは技能者、工事管理要員の不足、工場の老朽化などの生産体制、技術開発、海外事業展開など中期的な課題に対し目標を定めて進んでいかなければならない。もう1つは、もっと視野を広げてみると、過去のリーマンショックや東日本大震災の様な大事件が起こらないとも限らず、中国やE.Uの経済破綻もいずれ起きるであろうこのようなリスク要因に対しそれなりの心と体の準備をしておかねばならない。」との挨拶があった。
新日鉄住金㈱の井沢支店長からは道内の鋼材需要や景気動向についてのお話があり「今年度は以前と違い、ゼネコンやファブリケーターの受注単価が大幅に上っており、皆様には数量を追うのではなく、中身を追って欲しい。人手不足の問題から間違いなく人件費があがるので、いかにして外注費、残業代を増やさないように受注していくかがポイントになると思う。
「価格を上げて8割操業で、収益MAX」を今年のキャッチフレーズとして、三晃金属工業さんを中心として北三友会会員の皆様がしっかりとタッグを組んで、この大きなチャンスを掴んで収益を上げて欲しい。」
と述べられた。
三友会全国連合会出口会長は「3月に入ってもまだまだ寒い日が続くので、体には十分気をつけて安全作業を行って欲しい。北三友会には安全力、技術力、施工力のトライアングルで、オリンピックの葛西選手のようなレジェンドとなっていただきたい。「努力には上限がない」との言葉があるように、安全教育にも上限はありません連合会としてもいままで以上に、安全教育を充実させ進めていきたい。」と挨拶された。
この後平成25年度上期の優良施工店6社、ルーフ・マイスター5名、営業協力業者2社に右田社長から表彰状及び記念品が贈呈された。
<平成25年度上期優良施工店> | <平成25年度ルーフ・マイスター> | ||||
部会 | 会社名 | 代表者名 | 部会 | 氏名 | 所属会社名 |
北見 | ㈱松浦板金工業所 | 溝口 雅士 | 札幌 | 谷 正一 | ㈲谷板金工業 |
札幌 | ㈲三浦技研工業 | 三浦 雄一 | 札幌 | 加藤 博志 | ㈲加藤塗装工業 |
函館 | 渡辺板金工業 | 渡辺 正博 | 北見 | 宮嶋 誠 | 北晃板金㈲ |
帯広 | ㈱赤川板金 | 赤川 政男 | 札幌 | 大和田 直人 | ㈲トラウト |
釧路 | 石川板金㈱ | 石川 正明 | 旭川 | 宇治 昌光 | ㈲宇治板金工業所 |
札幌 | ㈲千葉板金工業 | 千葉 重治 | |||
<平成25年度営業協力業者> | |||||
部会 | 会社名 | 代表者名 | |||
北見 | ㈱松浦板金工業所 | 溝口 雅士 | |||
函館 | ㈲足立板金工作所 | 足立 トモ |
又、翌日には同会場で北三友会青年部会の第17回定時総会が開催された。
谷正一青年部会長の挨拶に続き、千葉会長、右田社長、橋本支店長、北沢常務、山口部長ら来賓の挨拶があった。
議事のなかで、卒業者へ記念品の贈呈があり、12名の新入会員と退会1社の報告がなされた。
また、青年部OB会の発足なども決議された。卒業、新入会員、退会は以下の通り。
部会 | 会社名 | 代表者名 | |
卒業 | 北見 | 北晃板金㈲ | 阿部 龍一 |
入会 | 札幌 | ㈲八木田建築板金 | 八木田 和弘 |
札幌 | 日本鉄板㈱ | 多勢 満 | |
帯広 | ㈱赤川板金 | 赤川 央訓 | |
帯広 | 田中建築板金 | 田中 純一 | |
帯広 | マルトク建板 | 徳田 貴士 | |
帯広 | 大西板金 | 大西 涼介 | |
北見 | ㈱松浦板金工業所 | 後藤田 義晃 | |
北見 | ㈲小野寺板金工業 | 鈴木 尚樹 | |
北見 | ㈱海田鋼材 | 中川 大地 | |
函館 | ㈲二葉工業所 | 西田 諭彰 | |
函館 | 藤村板金工業所 | 藤村 出 | |
退会 | 釧路 | ㈲出口板金店 | 出口 晃也 |
以上 赤川政男