北三友会安全パトロール報告 札幌部会

日  時 平成22年12月17日
場  所 あらた道央支店石狩センタ-新築工事  (元請清水建設)
北三友会 千葉会長、段坂・佐藤副会長、八木田部会長、谷板金工業
三晃金属 大内支店長、高野・宮崎G長、山川M、神力、濱方、
概  要 丸馳折板Ⅱ型Wパック17,166㎡×2層 最長L=112m 谷・八木田板金JV
      A・B工区(6,400㎡)は、今週末で折板が完了し、残工事はエックスロン防水とケラバ等
      12/20よりC工区 最長L=112mが開始  当日は28人が作業

image002

image007                                B工区                     C工区

 冬季の施工から折板葺きは、上下弦材共仕上げなければ降雪に伴う除雪作業が増えます。石狩工業地区は、日本海の強風と豪雪地帯から天候不順な気候の中で、荷上げ・折板葺き・グラスウール敷き作業を行っておりました。パトロ-ル後の反省会で、強風下での荷上げ作業の中止を会社側が指摘しておりましたが、多くの作業員の賃金補償や工程を考えると、職長の求められる判断は、深刻なものと考えられます。バトロ-ル中に、作業員が降り積もった雪で転ぶ姿を二度ほど見ましたが、折板上を通行するのは危険そのものであり、凍結しているH鋼での溶接作業やタイトフレ-ムの配送も危険が付きまといます。日没が早く、気温も下がり、屋根上の凍結が急速に始ります。冬季は限られた条件下の作業となることから、施工優先で機械・資材・仮設等の手配を周到に準備することが、安全・施工や原価管理に繋がるものと思いますが、上下弦材の成型機のコマ取替えの時間ロスを作業員が指摘しておりました。また、昇降用階段のステップが凍結し、転倒の危険性も指摘されましたが、その除去作業や各所の除排雪作業が明確な費用負担が示されずに曖昧な結果になることは、安全確保に反する状態が続くことになります。降り続く雪や氷結の除去作業は、専属の人夫に任せ、作業員が施工に専念できる体制にすることが、安全作業に繋がることになりますが、冬季の施工は多様な問題が発生します。それらのことを、未然に現場担当者が元請と協議される体制が安全作業になるものと思います。

ご安全に!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA