北三友会安全パトロ-ル 釧路部会

日  時 平成23年10月27日(釧路部会)

場  所 尾岱沼漁港水産流通基盤整備工事1工区   元請 葵・渡辺経常建設JV

北三友会 千葉会長、佐藤副会長、工藤部会長、石川、只野、東北海道重機、佐藤青年部会長、谷、北海道ニスコ、三晃金属 橋本支店長、宮崎G長、中田所長

概  況 丸馳折板Ⅱ型 1,078㎡、フッ素樹脂塗装両面アルスタ-カラ-鋼板

石川板金3人タイトフレ-ム溶接中、折板葺30%完了

image002

image011

足場端部の手摺欠落       安全ネットが外れている      岸壁のバリケ-ド不備

image010塗装工がH鋼塗装の際に安全ネットの紐を外したまま放置。足場組立が中断されていたが、足場端部の手摺欠落、昇降階段前の通路に布鋼板が放置、岸壁のバリケ-ドが復旧されぬまま放置されていた。左の写真は、折板葺きの完了から安全ネットが撤去されており軒樋の折板取付けの際は安全ネットが無い状態の作業となる。現場は岸壁に建設されており常に強風下の作業となり安全設備を確保した安全作業が求められる。地上と違い屋根上は風が強いことを現場担当者が認識しないと安全設備の完備に至らない。ちょっとした油断で労働災害が発生しており作業員に「自らを守る」意識の再確認を会長は求めた。

 今年度計画した安全パトロ-ルも残すところ旭川部会1ヶ所となったが、釧路部会を除き現場が錯綜しており各地から応援職人の依頼が殺到している。中には日替わりで職人や労働者が入場しているとも聞く。当然、工程や施工重視から安全管理は後回しと考えられ、労働災害が再発しても不思議ではない。
今回を含め安全パトロ-ルで必ず仮設設備の不備を発見することが不思議でならない。担当者は何度も打合せや施工管理で現場に出向き仮設設備の要望や状況を把握していれば、パトロ-ルで仮設設備不備の指摘を受けることは少ないと思う。そして、乗り込み時に作業手順の確認や安全対策を指示することも必要であろう。繁忙期の今、担当者の安全意識と厳格な行動が求められる。「お願いします」の言葉だけの依頼は、労働災害が繰返されることを肝に銘じるべきと思う。

ご安全に!   佐藤

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA